防災知識

 このページは防災知識として

地震発生確率と被害状況をお知らせします


地震発生確率

地震ハザードマップとして新潟市西蒲区の地震発生確率を示します。
公表サイトは防災科研 地震ハザードステーションJ-SHISを使用しています。
これらのマップに 新潟eマップの地図を重ね合わせて地域名を表示させています。

今後30年で震度6弱の確率は6%です。


では震度別での確率はどうでしょう?

震度5弱以上は西蒲区全域で26%以上と高い確率


震度5強以上は西蒲区の7割程度に該当

震度6弱以上の確率は6~26%でほぼ全域

震度6強以上は確率は低いように見えますが2016年熊本地震は1%未満で発生。
決して地震が発生しないことを意味してはいません。


ちなみに南海トラフ(M8-9クラス)の発生確率は2013年:60-70%程度/30年→2018年:70-80%程度/30年→2022年:70-80%/、90%程度/40年にアップしました。
又、宮城県沖の陸寄りの地震(M7.4前後)は2021年60-70%/30年→2022年70-80%にアップしました。

地震により発生するかもしれない西蒲区の液状化はどうでしょう?
公表サイトは 電子国土web.NEXTの北陸地方整備局液状化しやすさマップを使用し、前述の新潟eマップを重ねて作成しました。

液状化しやすい危険度3(液状化の可能性がある)地帯が3~4割程度
危険度4(液状化の可能性が高い)地帯も少々
危険度1又は2(液状化の可能性は非常に低い又は低い)は4~5割程度です。

地震は必ず起こります。いつ来るか判らない地震には「備える」以外ありません。

新潟市西蒲区で長岡平野西縁断層帯の地震が発生した場合の被害状況を見てください。

減災の為に「備える」にはいろんなものがあります。

生き延びるために備えることは
(1)1981年(昭和56年)5月以前(旧耐震)に建てられた家の耐震診断→耐震補強
 ⇒木造住宅は震度6弱以上の地震で倒壊する恐れがあります。
(2)家具等の転倒防止やガラス等飛散防止
 ⇒住宅が倒壊しなくとも家具の下敷きや大きな怪我を防ぐ
(3)いつどこにいても危険を回避できる知恵を身につける
 ⇒とっさの危機対応能力の向上を図る

生き延びた後のために備えることは
(4)日常生活に戻るための備え
 ⇒非常持出品、水、食事、健康管理、災害関連死を防ぐ
(5)住宅再建のための費用蓄え
 ⇒地震保険等

上記について今後詳しく解説していきます。



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