西川中学校防災共育3回目

 西川中学校生徒全員及び地域の方々とHUGゲーム体験を行いました

日時:2023年11月14日(火) 10時35分~15時30分で半数づつ(3~6限:4コマ)
場所:西川中学校体育館
参加者:西川中学校1~3年(240名)、地域の自治会長他26名 他
講師:ふるさと未来創造堂様
協力:新潟市防災士の会西蒲区支部 6名
〃 :西蒲区役所地域総務課、西川コニュニティー協議会
内容:避難所運営ゲーム(HUG)及び「避難所で中学生が出来ること」WS

昨年に引き続きHUG及びWSを生徒全員で体験しました。昨年実施後の意見として地域の方も交えて行うことがより実効性があるとの意見から、本年は地域の方々も交えて行われ、避難所運営の難しさの体験や、地域の方々から中学生に期待する事等共有され有意義な時間となりました。
以下写真にて流れや生徒たちの活動状況をご覧ください。
午前・午後の部同一内容で学習開始

西蒲区の避難所開設条件説明

避難所の役割について

HUGでの避難者の説明(数値は最低必要面積/人)

HUGの進め方

まずはグループの役割を決める

通路は大切、入居後での変更は混乱を招く

説明を熱心に聞く生徒達

地域の人も交えてHUG体験開始

この避難者はどうは位置すれば良いの?思案中

アドバイスする防災士(当支部員)

見守りながらも、ちょっとヒントを

防災士は3グループを担当、随時アドバイス

避難者の属性の確認は大切ですよ!

悩みながらも避難者を随所に配置

通路が大分狭いようです

このグループも同様、これでは身動きがとれません

実際はスライドの様な光景になってしまいますね

こちらのグループは配置にかなり苦慮している模様

数あるイベントの中でトイレ問題、アイデアが素敵

トイレ問題:区では凝固剤とポリ袋備蓄を後に説明


休憩後グループワーク

中学生が出来る・できそうな事を考える

最小は苦慮していましたが徐々に沢山出てきました

出来そうな事の具体策・自分はどうするを記入

学校の内情を熟知しているだけあって案内、荷物運び等

中には大人もびっくりするような頼もしい内容もあり感動

積極的に手伝う決意がとても嬉しい

小学生の相手や車イス介助等頼もしい

皆それぞれ有意義なことを沢山記入していた

コミュニケーションの重要性も理解してもらえた

各グループの検討結果の共有

地域の方も発表に関している模様

発表の都度拍手で場が盛り上がっていた

これらを熱心に聞き入る生徒・防災士

今回午前・午後共素晴らしい内容だった

最後に地元自治会長挨拶「中学生に期待する」

避難所運営ゲーム(HUG)は体験してみて、初めてこんなに大変なの?どうすればよかったの?等々いろんな問題やイベント毎が絶え間なく発生し対応に苦慮することが理解できたものと思います。実際中学生が避難所運営をやることはありませんが、知ってもらうことで「中学生が出来ること・出来そうな事」をより深く考える良い機会であったと思います。

最後の自治会長さんからの挨拶でも言われていましたが、「これから益々高齢化が進み力になる中学生の皆さんにはとても期待している」と話されていました。それに対し生徒代表(生徒会長)は「もし災害により当中学が避難所になった場合、中学生は協力することを宣言する」と力強い発言がありました。

避難所運営は災害が発生してからでは遅すぎます。各自治会が事前に避難所運営体制を準備(検討)し訓練を行い、不具合点を検証修正しながら少しづつでも整えていく必要があると強く感じます。

我々も、自治会から協力依頼が要請されればお役に立てるよう防災・減災に努めていきたいと思いますのでお気軽にお声がけください。

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