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西川中学校防災授業2回目

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 9/5(火)に引き続きマイタイムラインの仕上げと生徒からのQ&A回答しました 日時:2023年9月21日(木) 13:40~15:30(2コマ) 場所:西川中学校講堂 対象:2年生66名(2クラス) 参加防災士:新潟市防災士の会西蒲区支部6名 内容:新潟県マイタイムライン学習の纏め1時間分(全3回中の3回目)及び生徒から事前にいただいた防災に対する質問の回答及び解説を行いました。 マイタイムラインは各自で考えてきた事前の備え(行動、準備、情報収集等)をグループワークで共有し、最終的に私達で出来ることを纏めてもらうワークショップとなりました。 また、生徒からの質問数は145項目、①防災士について②自然災害(地震、津波、洪水、爆風、豪雨、豪雪、原発、噴火、高潮)③その他とかなりの広範囲でしたが過去の災害履歴等からの回答や解説図を盛り込み短時間ではありましたが説明させていただきました。 尚、Q&Aは全て学校側にも提供し、生徒の質問を後からでも確認できる手段としました。 授業の様子写真 本日はマイタイムラインの纏め まずは振り返りで目的を明確に! 本日の流れを説明 各人のタブレットを活用し、今回は模造紙不使用 生徒全体はこんな感じでグループ分け 助けてくれるのは共助を説明 グループワークに入りタブレット活用し情報共有 時には防災士からのアドバイス 成果の発表風景(全グループ実施) Q&A開始、説明防災士変更 各人の質問の回答を確認する生徒達 原発分野を良く知る防災士からの回答 最後は減災について纏めを説明 上記の内容(防災と減災の違いと減災のための7つの備え) 生徒たちにとってマイタイムラインが少しでも役立ち、家族と共有することにより早目の準備や行動に繋がるこちを期待したいと思います。 又、防災に対するQ&Aは疑問点を知る、更に新たなる疑問点について調べる。そして理解するという好循環に繋がることも期待したいと思います。 災害の特性を知って減災へと繋げていく。コニュニティーを通して理解の輪が広がる。 そんな減災活動が出来たらいいなって感じます。 学校としても、今後防災施設の見学や、避難所運営ゲーム(HUG)を行って更に理解を深めるとのことですが、積極的に防災・減災活動に力を入れていることが素晴らしいことと感じます。 我々も微力ながらお手伝いできること

避難所運営ゲーム(HUG)の体験

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 地域連携で支える防災共育体制の標準化を目指しHUG体験及び指導のポイントを学びました。 日時:2023年9月10日(日)10時~12時 場所:新潟市西蒲区役所会議室 講師:NPO法人 ふるさと未来創造堂様2名 参加者:新潟市防災士の会西蒲区支部12名及び西蒲区役所地域総務課3名 今回ふるさと未来創造堂様を講師に防災を共に育てる(共育)講習会として、HUG体験及び指導のポイントを学びました。実施する中で沢山の気づきや対処法を学びました。 これを地域にも生かせるよう減災活動に生かしていけたらと思います。 ※そもそもHUGとは もし、あなたが避難所運営をしなければならない立場になった時、殺到する人々の出来事にどう対処すべきか?避難所運営を皆で考えるためのアプローチとして静岡県が開発したものです。 様々な事情をもつ避難者(カード)を体育館や教室に見立てた平面図に適切に配置できるか? 避難所で起こる様々な出来事や困りごとをどう対応していくか? 疑似体験するゲームです。 今回の様子です。 まずはいつもお世話になっている方に挨拶 HUGの進め方を説明 Aチーム:早速HUG開始、避難者の配置を検討中 Bチーム:結構悩んでますね Cチーム:大分避難者の配置が進んでいるようです 避難所で起こる出来事の対処法を検討 HUGが有効な場面とは HUG実施ののメリット 熱心に説明してくださる講師 HUG実施後の振り返りは重要! 計画を如何に現実化するか? 講師へのお礼と参加者全員の様子 HUGを実施し気づくことで、今後やるべきこと、備えること等見えてきます。 避難所運営連絡会や自治会役員の方にも是非実施していただきたいものです。 興味がありましたら新潟市防災士の会西蒲区支部又は西蒲区役所地域総務課までお問合せ下さい。 お待ちしております。

西川中学校防災授業1回目

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 新潟市西蒲区西川中学校の総合学習で防災授業(1回目)を行いました。 日時:2023年9月5日(火)13:40~15:30(2コマ) 場所:西川中学校2年生教室 対象:2年生66名(2クラス) 内容:新潟県マイタイムライン教室 2時間分(全3回中の2回分)及び   地震リスク・家具転倒防止・自室レイアウトの見直し等、次回は9/21で完結予定 ※ 新潟県マイタイムライン を地域の特性に合わせ訂正等行った資料にて実施 講師:新潟市防災士の会西蒲区支部 防災士5名 以下にその一部を写真にて紹介します。 マイタイムライン教室始まりました まずは授業の流れを説明 新潟県内で起きた主な災害(洪水) 線状降水帯は最近良く聞く言葉 04年8月豪雨(関川村)説明 なぜ、逃げ遅れてしまうのか? 災害から生き抜くためのは・・ 別クラスでも同内容授業中 別クラス、タブレットで情報検索中 ハザードマップの確認WS 地震リスク(長岡平野西縁断層帯)の説明 近くに活断層が走っている 最悪時の被害想定図 起震装置で部屋を揺らした時どうなるか? 家具固定無はベッド直撃(映像で確認) 家具転倒防止策の解説 宿題:自室は地震時安全なのか?見直し 次回マイタイムライン纏めとしてのWSを行いますが、身近な「災害を知る」という意味では理解が深まったように感じます。 又、情報の調べ方については「新潟県河川防災情報システム」や「NHK防災(あなたの天気・防災」を紹介しましたが、感覚的に操作すればいろんな情報が見れるので、日頃から確認してもらいたいと切望します。 地震リスクについては、すぐにでも出来る「自室のレイアウト確認シート」を用い、必要に応じた家具の配置変更や転倒防止策の検討を実施していただくよう期待しています。 これらは次回の授業で確認していきたいと思います。 防災教育に積極的な学校が増えてきました。我々防災士も、そういった学校には是非とも協力すべく頑張っていく所存です。